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The Kobeissi Letter (@KobeissiLetter) · 2026-07-21 · 原文: EN

中国は世界の他国合計より速いペースで原発を建設している

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中国が新規原発建設で世界の他国を圧倒的にリードしている。コベイシによると、現在中国で建設中の原子炉は39基で、これに続く12カ国を合計した数よりも多い。2位のインドと3位のロシアはそれぞれ8基、7基で、中国の半分にも満たない。スピードも際立つ。中国で建設中の原子炉は着工から平均わずか約2.8年しか経っていないのに対し、世界平均は5.8年に達する。インドの22年、ブラジルの16年という長期遅延プロジェクトが世界平均を押し上げている格好だ。一方、米国は現在建設中の大型商業原子炉が一基もない。この建設ラッシュは、北京がエネルギーインフラを許認可に時間のかかる事業ではなく、急いで規模を拡大すべき戦略資産として扱うという、おなじみのパターンと重なる。同時に、AIデータセンターや電化需要が世界の電力網を圧迫する中、各国の電力会社が安定的に稼働し続ける電源を探し求める時期とも一致する。このペースが続けば、中国は今後数年にわたりウラン需要や原発技術の輸出、原発サプライチェーン全体で圧倒的な影響力を握る一方、欧米は自国の原発再稼働のペースを巡っていまだ議論を続けている。

Why it matters · これほど一方的な原発建設の差は、今後10年間ウラン需要と原発輸出を誰が握るかを示す指標であり、AI由来の電力需要が伸び続ける中で欧米がベースロード電源の確保をいかに後回しにしてきたかを浮き彫りにする。

考えるべき点 · 中国がこのペースで原発建設を続け、米国が一基も建設していない状況が続けば、欧米は結局自国の原発再稼働を急ぐことになるのか、それとも再生可能エネルギーとガスがその空白を埋めることになるのか。