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MISTRAL €20B
Jukan (@jukan05) · 2026-07-22 · 原文: EN

サムスン電子、仏ミストラルAIに最大10億ユーロ出資検討。企業価値200億ユーロに急上昇

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サムスン電子が仏のAIスタートアップ、ミストラルAIに最大10億ユーロを出資する方向で協議していると英フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。今回のラウンドでミストラルの企業価値は200億ユーロと見込まれ、1年足らず前にオランダの半導体装置メーカーASMLが主導したラウンドでの120億ユーロからほぼ倍増する。サムスン電子は既に自社のベンチャー投資部門を通じてミストラルに出資しており、今回は追加投資にあたる。今回のラウンドにはEQTのスケールアップ・ヨーロッパ・ファンド、ノボ・ホールディングス、サンタンデールなども参加するとみられる。2023年設立のミストラルは、米クラウド事業者に依存せず動かせるオープンウェイトの大規模言語モデル(LLM)を手がけ、欧州を代表するOpenAI・アンソロピック対抗馬として存在感を高めてきた。同社は2026年末までに年換算売上高が10億ドルを超える見通しだという。今回の出資協議は、欧州各国の政府・企業がワシントンの管理下にない「主権AI」の構築を急ぐ中で浮上した。トランプ政権がアンソロピックの最新モデルへの海外アクセスを制限したことで、こうした動きは一段と加速している。サムスンにとっては、急成長するモデル企業との関係を深めつつ、既存の半導体・メモリ事業と並行して欧州のAI構築の波に乗る狙いがある。

Why it matters · サムスンがメモリー・ファウンドリーに加え、欧州のAIモデル企業の株式まで積み増している。AIバリューチェーンの川上(モデル)と川下(半導体)を同時に押さえる、大きな絵が見えてくる。

考えるべき点 · 半導体の巨人がモデル企業の株式まで積み増すのは、AIバリューチェーンを前後で押さえる賢い一手か、それとも本業から離れた資金投入なのか。