半導体企業がアマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトを抜いて、S&P500の利益成長の最大の牽引役になる見通しだ。コベイシ・レターによると、これらビッグテック4社は2026年第1四半期のS&P500の前年比EPS成長のうち約34%を占め、半導体企業は31%を占めた。両グループを合わせると第1四半期の利益成長全体の65%に達し、これは1年前の同じ四半期の52%から大きく上昇した数字で、残り全ての企業を合わせても36%にとどまった。この偏りは今回の決算シーズンが進むにつれさらに強まる見通しだ。アナリストは半導体企業の寄与度が第2四半期にさらに17ポイント上がり、過去最高の48%に達すると見る一方、アマゾン、グーグル、メタ、マイクロソフトの合計寄与度は25ポイント下がり約9%にとどまると予想している。この見通し通りなら、AI設備投資の資金を出すソフトウェア・クラウド大手から、実際にハードウェアを売る半導体企業へと利益成長の主導権がはっきり移ることになり、指数全体が半導体サプライチェーンの狭い一部にますます依存する構図になる。
Why it matters · すでに2つのセクターが指数の利益成長の65%を占めている中、半導体単独で次の四半期に48%まで跳ね上がれば、S&P500の健全性は少数の半導体銘柄の業績次第になり、チップ需要やAI設備投資に少しでも陰りが出れば、指数全体が通常の決算不振よりはるかに大きく揺れかねない。
考えるべき点 · 半導体企業が次の四半期にS&P500の利益成長のほぼ半分を担う見通しだ。これはAI設備投資がついに実際の利益として表れている良い兆候なのか、それとも指数上昇の土台が危険なほど狭くなっているということなのか。