アナリストのジュカンが、モルガン・スタンレーのジョセフ・ムーアのノートを伝える。ムーアは先週、複数のデータセンター調達担当者に確認した。そのメッセージは明快だ--メモリ不足は緩まない。ムーアは、同一条件ベースで価格が第2四半期から第3四半期にかけて少なくとも25%上がると見る。これはモルガン・スタンレー自身の予想も外部推計も上回る。ここでメモリとは、AIサーバーが大量に必要とするDRAMと広帯域メモリ(HBM)を指す。買い手は確保に不安を抱え、クラウド顧客は供給を押さえるために予想価格に上乗せして買っていると伝えられる。需要が工場の生産能力を上回る市場の典型的な姿だ。ムーアは長期の警告も維持する。2027年と2028年に不足が再び深刻化する公算が大きい--AIが求める量に対して作られるメモリが足りず、その状況が変わるとは見ていないからだ。投資家にとって含意は明確だ。有力な半導体デスクが、この逼迫は四半期でなく数年続くと顧客に語るなら、価格決定力はメモリメーカー側にある。強気論のリスクは需要の減退よりも、AI支出が冷えたときにこの急な価格予想が楽観的すぎたと判明する点にある。
Why it matters · 有力な半導体デスクがメモリ逼迫は四半期でなく数年続くと顧客に伝えることは、持続的な価格決定力をメモリメーカーに渡すことを意味する。
考えるべき点 · 2028年まで続く数年来のメモリ不足--メーカーの持続的な価格決定力か、それともAI投資が鈍った瞬間に崩れる予想か?