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CLO STRESS
The Kobeissi Letter (@KobeissiLetter) · 2026-07-20 · 原文: EN

1.3兆ドルのCLO市場、最もリスクの高い部分がコロナ後最悪の四半期に

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コベイシは、市場の表面下で静かに広がるストレスを指摘する。企業向けローンをまとめてリスク別に階層化し投資家に販売する商品「CLO(ローン担保証券)」の中で最もリスクの高い部分が、2020年のパンデミック急落以来最悪の四半期を記録した。裏付けとなるローンが焦げ付いた際に真っ先に損失を吸収する代わりに最も高いリターンを狙う最下層の「エクイティ・トランシェ」は、2026年第1四半期にマイナス15%のリターンとなった。これは2022年の弱気相場で見られたマイナス12%を上回る下落幅で、2四半期連続の損失でもある。1.3兆ドル規模のCLO市場は主に格付けの低い、しばしばプライベートエクイティ傘下の企業向けローンを組み込んでおり、そのエクイティ保有者はデフォルトの波が来れば真っ先に損失を被る。コベイシはこの下落をソフトウェア業界向けローン価格の下落と新規企業向けローン発行の鈍化に結びつける。つまり、CLOに組み入れるローンを選ぶCLOマネージャーは魅力的な資産を買う機会が減り、より弱いポジションを抱え込まざるを得ない状況にある。信用市場のごく小さく技術的な一角に過ぎないが、CLOエクイティは早期警戒指標になりやすい。最初に損失を被る構造ゆえ、そこでのストレスは株価や広範な信用スプレッドに表れるより先に現れることが多いからだ。

Why it matters · CLOのエクイティ・トランシェは、企業向けローンの質が悪化した際に最初にひびが入る部分であり、こうした動きは株価やクレジットスプレッドに反映される前に現れる早期警戒信号であることが多い、という点が重要だ。

考えるべき点 · 今回のCLOエクイティのストレスは、より広範な信用市場の問題を示す早期警戒サインなのか、それともソフトウェア融資に限られた局所的な問題にとどまるのか?