KIS RAISES ITS PRICE TARGET FOR SK HYNIX BY 24% TO KRW 4.7 MILLION (TODAY’S CLOSING PRICE: KRW 1.41 MILLION).
Not only KIS, but veteran analysts at Citi, Meritz, and elsewhere all lowered their earnings estimates for SK hynix.
韓国の証券会社KISが、SKハイニックスの目標株価を24%引き上げて470万ウォンとした。 同じ日の終値は141万ウォンだった。 同じ時期にシティやメリッツなど他の証券会社は、今年の利益予想をむしろ引き下げたという。 目標株価は上がり、業績見通しは下がったことになる。
目標株価とは、アナリストが通常1年以内に株価が届くと見る水準だ。 計算そのものは単純で、これから稼ぐと見る1株当たり利益に、この会社なら利益の何倍まで払えるという倍率を掛ける。 掛け合わせる二つの数字は、どちらか一方が動くだけで答えが大きく変わる。 だから利益予想を下げながら目標株価を上げることは、計算上は矛盾ではない。
基準にする年を一つ先へずらせばよい。 7月初めに出ていた予想では、SKハイニックスの2026年営業利益は289兆4000億ウォン、2027年は470兆ウォンだった。来年は今年の1.6倍にあたる。 計算の基準を2026年から2027年に移せば、今年の数字を削っても目標株価は上がる。
SKハイニックスは234万ウォンに下落、それでも証券各社は400万ウォンを見る (ソウル経済英語版, 2026-07-02)この記事でNH投資証券は、SKハイニックスが予想利益ベースのPER 6.0倍で取引されていると指摘した。 マイクロンの7.9倍、サンディスクの12.6倍より低いから割安だという理屈だ。 同じ日にIBK投資証券は目標株価を180万ウォンから400万ウォンへ、NH投資証券は320万ウォンから410万ウォンへ引き上げた。 当時の株価は234万ウォンで、6月26日につけた取引時間中の最高値は298万7000ウォンだった。

メモリーのように値段の振れが大きい市況産業では、利益が最も大きいときにPERが最も低く見える。 割る側の利益が頂点にあるからだ。 エアコン店に置き換えると早い。猛暑が続いた8月の帳簿で計算した倍率は、いつでも割安に見える。 問題は9月も同じ利益が出るかどうかだ。 市場が疑っているのは6.0倍という倍率ではなく、その倍率を掛けた470兆ウォンという来年の数字のほうだ。
4-6月期の営業利益は60兆5000億ウォンと1年前の6倍を超えたが、市場予想の64兆ウォンには届かなかった。 ロイターは、SKハイニックスはAI向けの高価格メモリーの比率が競合より高く、汎用メモリー価格の反発の恩恵を相対的に受けにくかったと伝えた。
SKハイニックスの4-6月営業利益は557%増、それでも市場予想には届かず (ロイター, 2026-07-28)そこに借金で買った持ち高の解消が重なった。 決算発表後に株価は13%以上下げ、6月26日の取引時間中の最高値と比べれば半値を割り込んでいる。 いま値段を決めているのは来年の利益予想ではなく、追い証による売りが出る速さだ。
問いは結局ひとつだ。 目標株価と株価の3倍を超える開きをつくったのは、市場の恐怖なのか、アナリストの楽観なのか。 来年もメモリー価格が持ちこたえて2027年の利益予想が維持されれば目標を上げた側が正しかったことになり、その予想が削られ始めれば利益と倍率が一緒に下がり、開きは株価ではなく目標株価の側から縮む。 証券各社が2027年の数字に手をつけるかどうかが最初の合図だ。 目標株価は予言ではなく、前提を書き留めた文書だ。470万ウォンという値そのものより、その値が成り立つには来年何が真でなければならないかを読むほうがよい。
採点待ち証券各社がSKハイニックスの2027年営業利益予想を引き下げ始めるかどうかで採点する。維持なら目標を上げた側、引き下げなら売った側が正しかったことになる。