8月の新製品とされたSamsung zHBM、実際の公開は2月で確認値は4倍だった
SamsungはFMS 2026で新製品を公開した。zHBMだ。
SamsungはzHBMが今後登場するHBM5より8倍速く、電力当たり性能は3倍高いと説明している。
AIアクセラレーターは計算チップが速くても、必要なデータが届かなければ停止する。SamsungのzHBMとSKハイニックス・Sandiskが進めるHBFは、どちらも待ち時間を減らす技術だが、直接の代替品ではない。一方は高速メモリーまでの距離を縮め、もう一方は近くに大容量の保存層を加える。
zHBMは2月に公開済み
Samsungは2026年2月11日のSEMICON KoreaでzHBMを初めて説明した。従来のHBMはアクセラレーターの横に置くが、zHBMはロジックチップの上に垂直積層する。宋載赫CTOの発言を伝えた報道は、HBM4比で帯域幅と電力効率がそれぞれ4倍になる可能性を示した。商用化時期は公表されていない。
8月に初公開された新製品で、HBM5比8倍、電力当たり性能3倍という説明は、今回確認した公開資料では裏付けられない。公開された目標も出荷製品の実測値ではない。顧客、歩留まり、熱管理、量産日程はまだ空白である。
新しく具体化したのはHBF
HBFはNANDフラッシュを積層し、HBMとストレージの間に置く。頻繁に使うモデルの重みや一時データをアクセラレーターの近くに置き、遅いドライブとの往復を減らす。HBMほど低遅延ではないが、一つのパッケージに大きな容量を収められる。
HBFの容量はHBM4の8倍だ。遅延は長いため、代替ではなく補完層として設計される。
2026年8月10日確認 · FMS 2026 HBF仕様報道
新仕様は8段または16段積層、最大512GB、帯域幅0.4〜3.0TB/sを示した。SKハイニックスとSandiskはOpen Compute Projectの下で標準化を進める。GoogleとTenstorrentは参加したが、Nvidia、AMD、Samsungは公式参加が確認されていない。容量よりアクセラレーター企業の採用が大きな関門だ。
HBF草案は最大512GBと0.4〜3.0TB/sを示し、主要アクセラレーター企業の参加はまだ限られる (Tom's Hardware、2026-08-05)二つの技術は日程が違う
- 2026-02-11
SamsungがzHBM構想を公開
- 2026-08-04~06
HBFの容量・帯域幅仕様を公開
- 2026年後半
SandiskのHBF初回サンプル目標
- 2027年初め
HBF搭載AI機器サンプル目標
zHBMには公開された量産時期がない。HBFにはサンプルと機器試験の目標がある。日程は成功を保証しないが、検証できる日付を作る。
SKハイニックスとSandiskはHBFをHBMとSSDの間の新しいメモリー層として共同標準化する (SKハイニックス、2026-02-25)次のメモリー競争を決めるもの
Samsungはメモリー、ファウンドリー、先端パッケージを社内で統合できる。その強みの裏で、zHBMは熱、歩留まり、顧客アクセラレーターとの統合を同時に解く必要がある。HBF陣営は近い日程とオープン標準を持つが、主要アクセラレーターが採用しなければ大容量も市場にならない。 今は倍率よりサンプルが重要だ。Sandiskが2026年内にHBFサンプルを出し、2027年初めにアクセラレーター顧客が機器試験を公表すれば、HBFが先に製品段階へ進む。SamsungがzHBMの顧客か量産時期を示せば速度競争も再開する。現時点ではHBFが日程で先行し、zHBMは性能構想にとどまる。
- zHBMは8月の新製品ではなく、Samsungが2026年2月に公開した開発構想で、比較対象はHBM4だった。
- 公開発言の比較対象もHBM4で、HBM5比8倍・3倍という数値は確認できなかった。
- 今回新たに具体化したのは最大512GB、0.4〜3.0TB/sのHBF仕様と、より明確なサンプル日程だ。
採点予定採点待ち
出典
- 原文 zHBMとHBFを次世代メモリー競争として比較した記事
- 聯合ニュース zHBM初公開時期とSamsungの発言数値
- Tom's Hardware HBFの容量・帯域幅・参加企業
- Sandisk HBFと搭載機器のサンプル日程
- SKハイニックス HBF共同標準化とメモリー階層での位置
2026年8月10日確認 · 公開仕様と企業発表基準
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